日本一般臨床医矯正研究会

本研究会について

HOME > 治療装置と主な症例 > 主な症例・治療例

見えにくい治療装置と 主な症例

  • 治療に使用する装置
  • 主な症例、治療例

主な症例・治療例

前歯が乱ぐい歯になっている

前歯がきれいなアーチ状に並んでいないガタガタした歯並び。前歯の左右2番目が歯列の内側に生え、下の歯並びも不揃いでした。

治療前
8歳11ヶ月
治療前正面 治療前上顎 治療前下顎
治療中
11歳0ヶ月
治療前正面 治療前上顎 治療前下顎
治療前
13歳2ヶ月
治療前正面 治療前上顎 治療前下顎

乱ぐい歯をはじめ、頬杖(ほおづえ)をする癖の影響もあり、歯の並びが狭い状態でした。まずこの癖を止めるよう指導を行ない、3D装置で内側から歯列を拡げ、奥歯の傾きも整えました。さらに外側につける装置で調整し、永久歯を抜くことなく歯並びがきれいになりました。

ページトップへ

②乳歯の奥歯が残り、永久歯の生えるスペースが狭い

奥歯がまだ永久歯に生え変わっていない状態。永久歯のスペースが十分になく、放っておくと乱ぐい歯になってしまいます。

治療前
9歳5ヶ月
治療前左面 治療前上顎 治療前下顎
治療中
11歳1ヶ月
治療前正面 治療前上顎 治療前下顎
治療前
11歳8ヶ月
治療前正面 治療前上顎 治療前下顎

治療前写真の点線の箇所では、歯の間隔が狭く永久歯の生えるスペースが不足しています。また奥歯も傾いています。3D装置を使って歯列を拡げ歯の傾きもなおし、スペースを確保。外側につける矯正装置を使用せず、3D装置だけで整った歯並びになりました。

ページトップへ

③上の前歯が前に傾斜し、上下の歯が咬み合わない

上の前歯が出ていて(上顎前突)口が閉じず、上下の前歯の咬み合わせに隙間がありました。前歯で舌を挟む癖で、歯並びや発音にも影響が出ていました。

治療前
12歳9ヶ月
治療前右面 治療前上顎 治療前下顎
治療中
13歳7ヶ月
治療前右面 治療前上顎 治療前下顎
治療前
18歳1ヶ月
治療前右面 治療前上顎 治療前下顎

舌を咬む癖を止めさせるとともに、器具を使用して口周りの筋肉を鍛えることで、内側・外側から歯にかかる力のバランスを改善。3D装置で上下の歯列を拡げ前歯のスペースをつくり、抜歯をせずに前歯を正しい位置に納めました。

ページトップへ

④下の前歯が見えないくらい、深い咬み合わせ

下の前歯が見えないほど咬み合わせが深く(過蓋咬合)、また歯列も狭く、前の歯並びが乱れていました。。

治療前
9歳6ヶ月
治療前正面 治療前上顎 治療前下顎
治療中
11歳4ヶ月
治療前正面 治療前上顎 治療前下顎
治療前
14歳5ヶ月
治療前右面 治療前上顎 治療前下顎

3D装置で全体的に歯列を拡げるとともに、奥歯の傾きを起こすことで、歯の高さを上げ咬み合わせの深さを改善。その後、歯の外側につける矯正装置で位置を整え、一本の歯も抜くことなく、きれいな歯並びになりました。

ページトップへ

⑤下の歯が前に出て、咬み合わせが反対になっている

咬んだときに下の前歯が上の前歯より前へ出ている状態(反対咬合)。上の歯のかぶさりがないので、下の歯が先端まですべて見えていました。

治療前
11歳0ヶ月
治療前正面 治療前上顎 治療前下顎
治療中
11歳6ヶ月
治療前正面 治療前上顎 治療前下顎
治療前
12歳2ヶ月
治療前右面 治療前上顎 治療前下顎

まず就寝時に取り外し可能な装置を使用して、咬み合わせをなおし、その後3D装置を使用して歯の位置を調整。あごの骨を切ることも無く、歯並びがきれいになり、あごの位置も改善されました。

ページトップへ